平成 28 年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(平成 29 年度調査)
後発医薬品の使用促進策の影響及び実施状況調査
◇◆目
次◇◆
Ⅰ.調査の概要 ... 1
Ⅱ.調査の結果 ... 10
1.回収結果 ... 10
2.保険薬局調査の結果 ... 11
(1)薬局の属性(平成29年6月末現在) ... 11
①組織形態 ... 11
②開設年 ... 12
③同一法人等による薬局店舗数 ... 12
④チェーン薬局の状況 ... 13
⑤売上高に占める保険調剤売上の割合 ... 14
⑥処方せんの応需状況 ... 15
⑦職員数 ... 16
⑧かかりつけ薬剤師指導料及びかかりつけ薬剤師包括管理料の施設基準の届出状況 16 ⑨備蓄センター等による後発医薬品の融通がしやすい環境の有無 ... 17
(2)調剤の状況等(平成29年6月末現在) ... 18
①調剤基本料 ... 18
②基準調剤加算 ... 22
③後発医薬品調剤体制加算 ... 23
④後発医薬品調剤割合 ... 23
(3)取り扱い処方せんの状況 ... 25
①1週間の取り扱い処方せん枚数の状況 ... 25
②1週間の取り扱い処方せんの内訳 ... 27
③後発医薬品への変更割合等(品目ベース) ... 29
④変更不可の後発医薬品が処方されることによる、調剤を行う上での問題等 ... 35
⑤一般名処方の処方せんを持参した患者のうち、後発医薬品を調剤しなかったケース についての最も多い理由 ... 37
(4)後発医薬品の備蓄状況・廃棄額等 ... 38
①医薬品の備蓄品目数 ... 38
②医薬品の在庫金額・購入金額・廃棄額 ... 39
(5)後発医薬品への対応状況 ... 41
①後発医薬品の採用基準 ... 41
②後発医薬品の使用を進めていく上で必要な情報 ... 44
③後発医薬品の調剤に関する考え ... 45
④後発医薬品を積極的には調剤していない・調剤しにくい医薬品の種類・剤形 ... 50
⑥後発医薬品使用に関する患者の意向を把握する手段 ... 56
⑦後発医薬品への変更・選択において患者の理解を最も得られやすい処方方法 ... 57
⑧処方医への情報提供等 ... 58
(6)後発医薬品使用にあたっての問題点・課題・要望等 ... 60
①保険薬局における、後発医薬品が旧薬事法に基づく厚生労働大臣の承認を得るため に必要なデータの内容に関する認知状況 ... 60
②保険薬局における、『ジェネリック医薬品への疑問に答えます~ジェネリック医薬品 Q&A~(平成27年2月第3版発行)』に関する認知状況 ... 60
③保険薬局における、『後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ』に関す る認知状況 ... 61
④後発医薬品に関する情報の入手先と最も利用しているもの ... 62
⑤薬局の開設者・管理者の立場として後発医薬品の調剤を積極的に進める上で必要な 対応 ... 63
⑥1つの先発医薬品に対する、後発医薬品の銘柄・供給企業数についての評価 ... 64
⑦後発医薬品の望ましい価格体系 ... 65
⑧後発医薬品の使用を進める上で医師に望むこと ... 66
(7)後発医薬品に変更して調剤した処方せん等に係る薬剤料の状況 ... 67
3.診療所・病院・医師調査の結果 ... 69
(1)施設の概要等 ... 69
①診療所の施設属性 ... 69
②病院の施設属性... 71
③オーダリングシステムの導入状況等 ... 73
(2)医師の属性等 ... 75
(3)診療所・病院の診療体制 ... 76
①診療所の診療体制 ... 76
②病院の診療体制... 76
(4)診療所・病院における後発医薬品の備蓄状況・使用割合等... 77
①医薬品の備蓄状況等 ... 77
②後発医薬品の採用状況 ... 84
③後発医薬品を採用する際に重視すること ... 85
④病院におけるフォーミュラリーの状況 ... 88
⑤後発医薬品使用割合 ... 89
⑥外来後発医薬品使用体制加算の算定状況 ... 97
⑦後発医薬品使用体制加算の算定状況 ... 98
⑧新指標で算出するに当たっての問題 ... 99
(5)入院患者に対する後発医薬品の使用状況等 ... 100
①入院患者に対する後発医薬品の使用状況 ... 100
いか ... 101
(6)外来患者に対する後発医薬品の使用状況等(施設ベース)... 104
①処方せん料・一般名処方加算の算定回数(平成29年6月1か月間) ... 104
②病院における、外来患者に対する後発医薬品使用に係る施設としての方針等 ... 105
③病院における一般名処方による処方せん発行への対応状況等 ... 108
(7)外来診療における院外処方せん発行時や後発医薬品の処方に関する医師の考え等 (医師ベース) ... 110
①外来診療における後発医薬品の処方に関する考え ... 110
②外来診療における後発医薬品の処方数の変化(1年前と比較して) ... 116
③後発医薬品への「変更不可」欄にチェックした処方せんの発行経験等(平成29年4 月以降) ... 117
④医師における一般名処方による処方せん発行の状況等 ... 124
(8)保険薬局・患者との関係 ... 126
①調剤時の保険薬局からの情報提供等 ... 126
②保険薬局から提供された銘柄情報等に関する利用方法 ... 128
③お薬手帳以外による後発医薬品の銘柄等に関する情報提供の必要性 ... 130
④患者から後発医薬品の処方を求められた経験の有無と対応 ... 131
(9)医療機関・医師における後発医薬品使用に関する意識等 ... 134
①医療機関・医師における、後発医薬品が旧薬事法に基づく厚生労働大臣の承認を得 るために必要なデータの内容に関する認知状況 ... 134
②医療機関・医師における、『ジェネリック医薬品への疑問に答えます~ジェネリック 医薬品Q&A~』に関する認知状況 ... 135
③医療機関・医師における、『後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ』 に関する認知状況... 136
④後発医薬品に関する情報の入手先 ... 137
⑤今現在の後発医薬品に対する不信感 ... 139
⑥後発医薬品の銘柄・供給企業数についての評価 ... 141
⑦同一成分・同一剤形の後発医薬品の価格が 3 価格帯以下となっていることについて の評価 ... 143
⑧後発医薬品の処方を進めるための環境 ... 143
4.患者調査(郵送調査)の結果 ... 146
(0)記入者の属性等 ... 146
①記入者と患者の関係 ... 146
(1)患者の属性等 ... 146
①患者の基本属性... 146
②公的医療保険の種類 ... 147
③自己負担額の有無 ... 149
⑤お薬手帳の利用... 151
⑥薬について相談ができる、かかりつけの薬剤師の有無 ... 152
(2)調査日における受診・調剤状況等 ... 153
①薬局を選んだ理由 ... 153
②かかりつけ薬剤師指導料の同意状況 ... 155
③処方の状況等 ... 156
(3)ジェネリック医薬品使用に関する経験等 ... 166
①ジェネリック医薬品に対する関心の有無 ... 166
②ジェネリック医薬品に対する認知度 ... 167
③ジェネリック医薬品の使用経験の有無 ... 169
④ジェネリック医薬品について医師から説明を受けた経験の有無 ... 171
⑤ジェネリック医薬品の処方を医師に頼んだ経験の有無 ... 172
⑥ジェネリック医薬品について薬剤師から説明を受けた経験の有無 ... 173
⑦ジェネリック医薬品の調剤を薬剤師に頼んだ経験等 ... 174
⑧今までに先発医薬品からジェネリック医薬品に変更した薬の有無等 ... 178
(4)ジェネリック医薬品使用に関する経験・意向等 ... 182
①ジェネリック医薬品に関する使用意向等 ... 182
②ジェネリック医薬品に関する文書等に関する経験・意向等 ... 189
5.患者調査(WEB調査)の結果 ... 195
(0)記入者の属性等 ... 195
(1)患者の属性等 ... 195
①患者の基本属性... 195
②公的医療保険の種類 ... 196
③自己負担額の有無 ... 198
④過去3か月間の薬局訪問回数(処方せん持参に限る) ... 199
⑤お薬手帳の利用... 199
⑥薬について相談ができる、かかりつけの薬剤師の有無 ... 200
(2)調査日における受診・調剤状況等 ... 202
①薬局を選んだ理由 ... 202
②かかりつけ薬剤師指導料の同意状況 ... 204
③処方の状況等 ... 205
(3)ジェネリック医薬品使用に関する経験等 ... 212
①ジェネリック医薬品に対する関心の有無 ... 212
②ジェネリック医薬品に対する認知度 ... 213
③ジェネリック医薬品の使用経験の有無 ... 214
④ジェネリック医薬品について医師から説明を受けた経験の有無 ... 215
⑤ジェネリック医薬品の処方を医師に頼んだ経験の有無 ... 216
⑦ジェネリック医薬品の調剤を薬剤師に頼んだ経験等 ... 218
⑧今までに先発医薬品からジェネリック医薬品に変更した薬の有無等 ... 221
(4)ジェネリック医薬品使用に関する経験・意向等 ... 225
①ジェネリック医薬品に関する使用意向等 ... 225
②ジェネリック医薬品に関する文書等に関する経験・意向等 ... 230
Ⅰ.調査の概要
1.目的
平成28年度診療報酬改定で実施された後発医薬品の使用促進策により、保険薬局におけ
る一般名処方の記載された処方せんの受付状況、後発医薬品の調剤状況や備蓄状況、保険 医療機関における一般名処方の実施状況、後発医薬品の使用状況や医師の処方がどのよう に変化したかを調査するとともに、医師、薬剤師及び患者の後発医薬品に対する意識につ いて調査を行い、診療報酬改定の結果検証を行うことを目的とする。
<主なねらい>
・ 保険薬局で受け付けた処方せんについて、「一般名処方」の記載された処方せんの受付
状況、「後発医薬品への変更不可」欄への処方医の署名の状況の把握
・ 保険薬局における後発医薬品への変更調剤の状況の把握
・ 後発医薬品の使用促進に係る加算の届出、算定状況の把握
・ 医薬品の備蓄及び廃棄の状況の把握
・ 後発医薬品についての患者への説明状況の把握
・ 後発医薬品に変更することによる薬剤料の変化の把握
・ 保険医療機関(入院・外来)における後発医薬品の使用状況の把握
・ 医師・薬剤師・患者に対する必要な後発医薬品に係る情報の把握
・ 後発医薬品の使用に関する医師、薬剤師及び患者の意識の把握 /等
2.調査対象
本調査では、「保険薬局調査」、「診療所調査」、「病院調査」、「医師調査」、「患者調査」の
5つの調査を実施した。各調査の対象は、次のとおりである。
①保険薬局調査
・ 全 国 の 保 険 薬 局 の 中 か ら 無 作 為 抽 出 し た 保 険 薬 局 を 調 査 対 象 と す る 。 調 査 客 体 数 は
1,500施設とする。
②診療所調査
・ 全国の一般診療所の中から無作為抽出した一般診療所を調査対象とする。調査客体数
は1,500施設とする。
③病院調査
・ 全国の病院の中から無作為抽出した病院を調査対象とする。調査客体数は1,000施設と
する。 ④医師調査
・ 上記③「病院調査」の対象施設で外来診療を担当する医師を本調査の対象とする。1施
・ 最大客体数は2,000人(2×1,000=2,000人)。
⑤-1患者調査(郵送調査)
・ 上記①「保険薬局調査」の対象施設に調査日に来局した患者を調査対象とする。
・ 1施設につき2名を本調査の対象とする。最大客体数は3,000人(2×1,500=3,000人)。
⑤-2患者調査(インターネット調査)
・ 直近1か月間に、保険薬局に処方せんを持って来局した患者を調査対象とする。
・ 調査客体数は1,000人程度(男女別・年齢階級別に客体数を確定)。
3.調査方法
・ 施設調査(上記①②③)は、自記式調査票の郵送配布・回収とした。
・ 「①保険薬局調査」については、施設属性、後発医薬品の調剤状況等を尋ねる「様式1」
と、薬剤料を尋ねる「様式2」の2種類の調査票を配布した。
・ 「②診療所調査」については、施設の概況、院外処方せんや一般名処方による処方せん の発行状況、後発医薬品の使用状況や使用に関する意識、後発医薬品を使用する上での 課題等を尋ねる「診療所票」を配布した。
・ 「③病院調査」については、施設の概況、院外処方せんの発行状況、入院患者に対する 後発医薬品の使用状況、後発医薬品を使用する上での課題等を尋ねる「病院票」を配布 した。
・ 「④医師調査」については、後発医薬品の使用状況と使用に関する意識等を尋ねる「医
師票」を配布した。配布に際しては、上記の「③病院調査」の対象施設を通じて行った。
・ 「⑤患者調査」については、従来と同様に保険薬局を通じて対象患者に「患者票」を配
布する郵送調査と、インターネットにより対象患者に回答していただく WEB調査の 2
とおりの方法を実施した。
・ 医師調査及び患者調査(郵送調査)の回収は、各医師及び患者から、事務局宛の返信用 専用封筒にて直接回収した。
・ 調査実施時期は、以下のとおりである。
保険薬局調査・患者調査(郵送調査):平成29年7月6日~平成29年9月4日。
診療所調査・病院調査・医師調査:平成29年7月8日~平成29年8月31日。
患者調査(WEB調査):平成29年7月8日(スクリーニング調査)~平成29年7月13
4.調査項目
調査項目は、以下のとおりである(※下線は新規の調査項目)。
区分 主な調査項目
(1)保険薬局調査 ○回答者の属性等
・ 性別、年齢、開設者・管理者の別 ○薬局の概要
・ 開設者、同一法人等による薬局店舗数、開設年、チェーン薬局、処 方せんの応需状況、売上高に占める保険調剤売上の割合、職員数
・ 調剤基本料の種類、処方せんの受付回数、主たる保険医療機関に係
る処方せんの受付回数の割合、特定の保険医療機関との不動産の賃
貸借関係の有無、調剤基本料の注1ただし書きの該当状況
・ 基準調剤加算の算定状況、後発医薬品調剤体制加算の算定状況、後
発医薬品調剤割合、かかりつけ薬剤師指導料及びかかりつけ薬剤師
包括管理料の施設基準の届出の有無
○処方せんへの対応状況(平成29年7月18日~7月24日1週間)
・ 取り扱い処方せん枚数、このうち先発医薬品名で処方され変更不可
となっている医薬品がある処方せん枚数、このうち後発医薬品名で
処方され変更不可となっている医薬品がある処方せん枚数等
・ 一般名で処方された医薬品の品目数、このうち後発医薬品を選択し
た医薬品の品目数、このうち先発医薬品を選択した医薬品の品目数
・ 先発医薬品名で処方された医薬品の品目数、このうち「変更不可」
となっていない医薬品の品目数、先発医薬品を後発医薬品に変更し
た医薬品の品目数、このうち先発医薬品を調剤した医薬品の品目
数、薬価収載されておらず後発医薬品に変更できなかった医薬品の
品目数、患者が希望しなかったために後発医薬品に変更できなかっ
た医薬品の品目数、外用剤が処方され同一剤形の後発医薬品の在庫
がなかったため変更できなかった医薬品の品目数
・ 後発医薬品名で処方された医薬品の品目数、このうち「変更不可」 となっている医薬品の品目数
・ その他の品目名で処方された医薬品の品目数 ・ 患者が後発医薬品を希望しない理由
・ 変更不可の後発医薬品が処方されることによる調剤上の問題の有 無と問題点
・ 備蓄センター等による後発医薬品の融通がしやすい環境の有無 ・ 一般名処方の処方せんを持参した患者のうち後発医薬品を調剤し
○後発医薬品の採用状況等
・ 医薬品・後発医薬品の備蓄品目数、在庫金額、購入金額、廃棄額の 変化、先発医薬品に対する後発医薬品の平均備蓄品目数
・ 後発医薬品の採用基準
・ 後発医薬品の使用を進めていく上で必要な情報 ○後発医薬品への対応状況等
・ 後発医薬品の調剤に関する考え、後発医薬品の調剤に積極的に取り
組んでいない場合の理由、後発医薬品に関する不信感の有無とその
きっかけ
・ 後発医薬品を積極的に調剤していない医薬品の種類とその割合、理
由、後発医薬品を積極的に調剤していない医薬品の剤形とその割 合、理由
・ 後発医薬品を積極的に調剤していない患者の特徴
・ 後発医薬品使用に関する患者の意向把握の手段、意向把握の頻度、 後発医薬品への変更・選択で患者の理解を得られやすい処方方法
・ 医療機関に対する後発医薬品への変更調剤・一般名処方の調剤に関
する情報提供のタイミング、医療機関との予め合意した方法による
情報提供の有無とその方法等
○後発医薬品使用についての考えや今後の課題等
・ 後発医薬品の承認に必要なデータ、『ジェネリック医薬品Q&A』、
『後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ』の認知度
・ 後発医薬品に関する情報の入手先、最も利用している情報の入手先
・ 後発医薬品使用を進める上で望むこと、1つの先発医薬品に対する
後発医薬品の銘柄・供給企業数についての評価、適正と考える後発
医薬品の銘柄数、同一成分・同一剤形の後発医薬品の価格体系につ
いての評価、医師に望むこと、課題等 ○薬剤料の変化
・ 処方せんの記載銘柄に基づき調剤した場合の薬剤料及び実際に調 剤した薬剤料等
(2)診療所調査 ○医師の属性等
・ 性別、年齢、開設者・管理者の別、主たる担当診療科 ○施設の概要
・ 開設者、開設年、種別、標榜診療科、医師数・薬剤師数 ・ オーダリングシステムの導入状況
・ 院内処方・院外処方の割合
・ 外来後発医薬品使用体制加算の状況
○後発医薬品の使用状況等
・ 後発医薬品の採用状況、採用に際して重視すること ・ 後発医薬品使用割合
○入院患者に対する後発医薬品の使用状況等 ・ 後発医薬品使用体制加算の状況
・ 新指標で算出するに当たっての問題の有無と問題の内容
・ 入院患者に対する後発医薬品の使用状況
・ 入院患者に対して後発医薬品の使用を進める上で必要な対応 ○外来患者に対する後発医薬品の使用状況等(院外処方せんを発行し
ている施設)
・ 処方せん料・一般名処方加算の算定回数
・ 後発医薬品の処方に関する意識、積極的に処方する場合の理由、積
極的に処方しない場合の理由
・ 1年前と比較した後発医薬品の処方状況
・ 平成29年4月以降、後発医薬品への変更不可欄にチェックした処
方せん発行の有無、割合、そのケース、先発医薬品を指定する場合
の理由と剤形、後発医薬品の銘柄指定をする場合の理由とその剤形
等
・ 平成29年4月以降の一般名処方による処方せんの発行状況、一般
名処方による処方せんを発行していない理由、1年前と比較した一
般名処方数の変化
・ 調剤した医薬品(変更調剤や一般名処方についての調剤)に関する
保険薬局からの情報提供について予め合意した方法の有無とその 方法
・ 保険薬局から提供された後発医薬品の銘柄情報等の利用方法、情報
の必要性
・ 患者から後発医薬品の処方を求められた経験の有無、その時の対応
・ 後発医薬品使用に関する患者の意向把握・確認の頻度
○外来患者に対する後発医薬品の使用状況等(院外処方せんを発行し ていない施設)
・ 後発医薬品の処方に関する意識、積極的に処方する場合の理由、積
極的に処方しない場合の理由
・ 患者から後発医薬品の処方を求められた経験の有無、その時の対応
○後発医薬品の使用にあたっての課題等
・ 後発医薬品の承認に必要なデータ、『ジェネリック医薬品Q&A』、
『後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ』の認知度
・ 後発医薬品に関する情報の入手先、最も利用している情報の入手先
・ 後発医薬品に関する不信感の有無とそのきっかけ
の評価、適正と考える後発医薬品の銘柄数、同一成分・同一剤形の 後発医薬品の価格体系についての評価
・ 後発医薬品の処方を進める上で必要な環境、後発医薬品使用にあた
っての課題等 (3)病院調査 ○回答者の属性等
・ 性別、年齢、開設者・管理者の別 ○施設の概要
・ 開設者、開設年、標榜診療科、DPCの対応状況
・ オーダリングシステムの導入状況、院内処方・院外処方の割合、特 定入院料の状況、許可病床数、医師数・薬剤師数
・ 後発医薬品使用体制加算の状況、処方せん料・一般名処方加算の算
定回数
・ 新指標で算出するに当たっての問題の有無、問題の内容 ○後発医薬品の使用状況等
・ 後発医薬品の採用状況、採用に際して重視すること
・ 医薬品・後発医薬品・バイオ後続品の備蓄品目数、購入額、廃棄額 ・ 後発医薬品使用割合
・ フォーミュラリーの定め
○外来患者に対する後発医薬品の使用状況等(院外処方せんを発行し ている施設)
・ 後発医薬品の処方に関する施設としての方針、積極的に使用する場
合の理由、積極的には使用していない場合の理由
・ 平成29年4月以降の一般名処方による処方せんの発行状況、発行
していない場合の理由
・ 保険薬局から提供された後発医薬品の銘柄情報等の利用方法、情報
の必要性
・ 調剤した医薬品(変更調剤や一般名処方についての調剤)に関する
保険薬局からの情報提供について予め合意した方法の有無とその 方法
・ 保険薬局から提供された後発医薬品の銘柄情報等の利用方法、情報
の必要性
・ 患者から後発医薬品の処方を求められた経験の有無、その時の対応
○外来患者に対する後発医薬品の使用状況等(院外処方せんを発行し ていない施設)
・ 後発医薬品の処方に関する考え、積極的に処方する場合の理由、積
極的には処方しない場合の理由
○入院患者に対する後発医薬品の使用状況等
・ 入院患者に対して後発医薬品の使用を進める上で必要な対応 ○後発医薬品の使用にあたっての課題等
・ 後発医薬品の承認に必要なデータ、『ジェネリック医薬品Q&A』、
『後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ』の認知度
・ 後発医薬品に関する情報の入手先、最も利用している情報の入手先
・ 後発医薬品に関する不信感の有無とそのきっかけ
・ 1つの先発医薬品に対する後発医薬品の銘柄・供給企業数について
の評価、適正と考える後発医薬品の銘柄数、同一成分・同一剤形の 後発医薬品の価格体系についての評価
・ 後発医薬品使用にあたっての課題等 (4)医師調査 ○属性等
・ 性別、年齢、主たる担当診療科、1日当たり平均外来診察患者数
○外来患者に対する後発医薬品の使用状況等(院外処方せんを発行し ている施設の医師)
・ 後発医薬品の処方に関する考え、積極的に処方する場合の理由、積
極的には処方しない場合の理由
・ 平成29年4月以降、後発医薬品への変更不可欄にチェックした処
方せん発行の有無、割合、そのケース、先発医薬品を指定する場合
の理由と剤形、後発医薬品の銘柄指定をする場合の理由とその剤形
等
・ 平成29年4月以降の一般名処方による処方せんの発行状況、一般
名処方による処方せんを発行していない理由、1年前と比較した一
般名処方数の変化
・ 調剤した医薬品(変更調剤や一般名処方についての調剤)に関する
保険薬局からの情報提供について予め合意した方法の有無とその 方法
・ 患者から後発医薬品の処方を求められた経験の有無、その時の対応
○外来患者に対する後発医薬品の使用状況等(院外処方せんを発行し ていない施設)
・ 後発医薬品の処方に関する考え、積極的に処方する場合の理由、積
極的には処方しない場合の理由
・ 患者から後発医薬品の処方を求められた経験の有無、その時の対応
○後発医薬品の使用にあたっての課題等
・ 後発医薬品の承認に必要なデータ、『ジェネリック医薬品Q&A』、
『後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ』の認知度
・ 後発医薬品に関する情報の入手先、最も利用している情報の入手先
・ 後発医薬品に関する不信感の有無とそのきっかけ
の評価、適正と考える後発医薬品の銘柄数、同一成分・同一剤形の 後発医薬品の価格体系についての評価
・ 後発医薬品の処方を進める上で必要な環境、後発医薬品使用にあた
っての課題等 (5)患者調査 ○記入者の属性
・ 記入者と患者との関係 ○属性等
・ 性別、年齢、都道府県
・ 加入している公的医療保険の種類、自己負担の有無、過去3か月間
の薬局訪問回数、お薬手帳の利用状況、かかりつけの薬剤師の有無
○調査日における後発医薬品の使用状況等 ・ 薬局を選んだ理由
・ かかりつけ薬剤師指導料の同意状況
・ 調査日の薬局での自己負担額、自己負担額との関係でみた後発医薬
品の使用意向、使用してもよいと思える差額、いくら安くなっても
後発医薬品を使用したくない理由とそのきっかけ
・ 薬局での先発医薬品から後発医薬品への変更の有無、変更した場合
の経済的負担感の変化等
○後発医薬品の使用に関する経験等
・ 後発医薬品に対する関心の有無、認知度、使用経験の有無 ・ 医師・薬剤師から後発医薬品について説明を受けた経験の有無 ・ 医師に後発医薬品の処方をお願いした経験の有無
・ 薬剤師に後発医薬品の調剤をお願いした経験の有無、頼みやすさ、
平成29年4月以降で調剤してもらえなかった経験の有無、その時
の薬局から受けた説明
・ 先発医薬品から後発医薬品に変更した薬の有無、そのきっかけ、変
更時における体調不良の経験の有無等
○後発医薬品の使用促進の取組に関する経験・考え等 ・ 後発医薬品の使用意向、使用にあたって重要な点
・ ジェネリック医薬品希望カード・ジェネリック医薬品軽減額通知・
薬剤情報提供文書の受取経験、受取後に医師や薬剤師に後発医薬品
の相談・質問をした経験の有無、後発医薬品を使用した経験の有無、
今後の活用意向
5.調査検討委員会
本調査を実施するにあたり、調査設計、調査票の作成、調査の実施、集計・分析、報告 書案等の検討を行うため、以下の通り、調査検討委員会を設置・開催した。
【委 員】(〇は委員長、五十音順、敬称略)
石川 広己 公益社団法人日本医師会 常任理事
坂巻 弘之 東京理科大学経営学部 教授
〇 関 ふ佐子 横浜国立大学大学院国際社会科学研究院 教授
永田 泰造 公益社団法人日本薬剤師会 常務理事
Ⅱ.調査の結果
1.回収結果
保険薬局調査の様式1の有効回答数(施設数)は666件、有効回答率は44.4%であった。
また、様式2に記載された処方せん枚数の有効回答数は568薬局分の11,518枚であった。
診療所調査の有効回答数(施設数)は610件、有効回答率は40.7%であった。
病院調査の有効回答数(施設数)は 321 件、有効回答率は 32.1%であった。また、医師
調査の有効回答数は504件であった。
患者調査の有効回答数は、郵送調査が939件、WEB調査が1,040件であった。
図表 1 回収の状況
発送数 有効回答数 有効回答率
①保険薬局調査
保険薬局数(様式 1) 1,500 666 44.4%
様式 2に記載された処方せん枚数(568薬局分) - 11,518 -
②診療所調査
一般診療所数 1,500 610 40.7%
③病院調査
病院数 1,000 321 32.1%
④医師調査
医師数 - 504 -
⑤患者調査
患者数(郵送調査) - 939 -
2.保険薬局調査の結果
【調査対象等】
○調査票 様式1
調査対象:全国の保険薬局の中から無作為抽出した保険薬局1,500施設
回 答 数 :666施設
回 答 者 :開設者・管理者
○調査票 様式2
処方せん枚数:11,518枚(568薬局分)
回 答 者 :開設者・管理者
(1)薬局の属性(平成29年6月末現在)
①組織形態
図表 2 組織形態
図表 3 会社立薬局の内訳
90.4% 9.0%
0.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=666)
会社 個人 その他
602薬局
60薬局
60.1% 39.2%
0.2% 0.2%0.3%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=602)
株式会社 有限会社 合資会社 合名会社 その他
18.1% 6.8% 75.1%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=602)
②開設年
図表 4 開設年
③同一法人等による薬局店舗数
図表 5 同一法人等による店舗数別の薬局分布(単数回答、n=666)
図表 6 同一法人等による店舗数
施設数(件) 平均値 標準偏差 中央値 同一法人等による薬局店舗数(店舗) 643 94.3 242.2 4.0
(注)・自店舗を含む薬局の店舗数。
・無回答を除く643施設を集計対象とした。
15.3% 7.7% 13.7% 16.7% 15.9% 25.8% 5.0%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=666)
1990年以前 1991~1995年 1996~2000年 2001~2005年
2006~2010年 2011年以降 無回答
26.0%
26.1%
12.5%
6.2%
3.6%
2.1%
0.9%
5.1%
1.8%
12.3%
3.5%
0% 10% 20% 30% 40% 50%
1店舗
2~4店舗
5~9店舗
10~19店舗
20~29店舗
30~39店舗
40~49店舗
50~99店舗
100~199店舗
200店舗以上
図表 7 同一法人等による店舗数別の薬局分布(開設年別)
(注)「全体」には、開設年について無回答の33施設が含まれる。
④チェーン薬局の状況
図表 8 チェーン薬局の状況
(注)本調査では20店舗以上を所有する薬局を「チェーン薬局」と定義している。
26.0%
54.9%
35.3%
20.9%
18.9%
19.8%
19.8%
26.1%
18.6%
23.5%
37.4%
26.1%
31.1%
23.3%
18.6%
9.8%
9.8%
27.5%
25.2%
18.9%
18.6%
6.6% 2.0%
5.9%
6.6%
9.9% 2.8%
9.9%
19.2%
4.9%
19.6%
7.7%
18.9%
23.6%
27.9%
3.5%
9.8%
5.9%
0.0%
0.9%
3.8%
0.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体(n=666)
1990年以前 (n=102)
1991年~1995年 (n=51)
1996年~2000年 (n=91)
2001年~2005年 (n=111)
2006年~2010年 (n=106)
2011年以降 (n=172)
1店舗 2~4店舗 5~19店舗 20~49店舗 50店舗以上 無回答
26.6% 73.3% 0.2%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=666)
⑤売上高に占める保険調剤売上の割合
図表 9 売上高に占める保険調剤売上の割合(単数回答、n=666)
図表 10 売上高に占める保険調剤売上の割合
施設数(件) 平均値 標準偏差 中央値 売上高に占める保険調剤売上の割合(%) 622 90.7 21.3 99.0
(注)無回答を除く622施設を集計対象とした。
2.3%
1.1%
1.2%
1.1%
0.8%
0.6%
1.2%
2.4%
3.9%
5.4%
73.6%
6.6%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
10%未満
10%以上~20%未満
20%以上~30%未満
30%以上~40%未満
40%以上~50%未満
50%以上~60%未満
60%以上~70%未満
70%以上~80%未満
80%以上~90%未満
90%以上~95%未満
95%以上
⑥処方せんの応需状況
処方せんの応需状況についてみると、「主に近隣にある特定の診療所の処方せんを応需」
が47.4%で最も多く、次いで「様々な保険医療機関からの処方せんを応需」が24.5%、「主
に近隣にある特定の病院の処方せんを応需」が22.1%、「主に複数の特定の保険医療機関(い
わゆる医療モールも含む)の処方せんを応需」が4.1%であった。
薬局店舗数別にみると、1店舗では「様々な保険医療機関からの処方せんを応需」が40.5%
となっており、他の薬局と比較してこの割合が高かった。また、「主に近隣にある特定の病
院の処方せんを応需」の割合は、50 店舗以上の薬局では、1 店舗の薬局と比較して3 倍以
上となっている。2~4 店舗、5~19 店舗の薬局では「主に近隣にある特定の診療所の処方
せんを応需」が50%以上を占めた。
図表 11 処方せんの応需状況(薬局店舗数別)
(注)「全体」には、店舗数について無回答の23施設が含まれる。
22.1%
11.0%
17.2%
32.3%
27.3%
34.4%
47.4%
42.8%
60.3%
51.6%
45.5%
34.4%
4.1%
1.7%
2.9%
8.1%
9.1% 3.9%
24.5%
40.5%
18.4%
7.3%
18.2%
25.8%
0.9%
2.9%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0% 1.1%
1.2%
1.1%
0.8%
0.0%
1.6%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=666)
1店舗 (n=173)
2~4店舗 (n=174)
5~19店舗 (n=124)
20~49店舗 (n=44)
50店舗以上 (n=128)
主に近隣にある特定の病院の処方せんを応需 主に近隣にある特定の診療所の処方せんを応需
主に複数の特定の保険医療機関(いわゆる医療モールも含む)の処方せんを応需 様々な保険医療機関からの処方せんを応需
⑦職員数
1施設あたりの職員数についてみると、常勤の薬剤師は平均2.1人、非常勤の薬剤師は平
均1.5人であり、常勤のその他の職員(事務職員等)は平均1.8人、非常勤のその他の職員
(事務職員等)は平均0.8人であった。
全職員数は常勤が平均3.9人、非常勤が平均2.4人であった。
図表 12 1 施設あたりの職員数(実人数、n=652)
(単位:人)
常勤 非常勤
平均値 標準偏差 中央値 平均値 標準偏差 中央値
薬剤師 2.1 1.5 2.0 1.5 1.9 1.0
(うち)「かかりつけ薬剤師」 0.8 1.0 1.0 0.0 0.2 0.0 その他の職員(事務職員等) 1.8 1.3 2.0 0.8 1.4 0.0
全職員 3.9 2.4 3.0 2.4 2.7 2.0
(注)・「かかりつけ薬剤師」とは、かかりつけ薬剤師指導料、かかりつけ薬剤師包括管理料における「か
かりつけ薬剤師」を指す。
・無回答を除く652施設を集計対象とした。
⑧かかりつけ薬剤師指導料及びかかりつけ薬剤師包括管理料の施設基準の届出状況 かかりつけ薬剤師指導料及びかかりつけ薬剤師包括管理料の施設基準の届出状況につい
てみると、「あり」が50.8%、「なし」が48.5%であった。
図表 13 かかりつけ薬剤師指導料及びかかりつけ薬剤師包括管理料の
施設基準の届出状況
50.8% 48.5% 0.8%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=666)
⑨備蓄センター等による後発医薬品の融通がしやすい環境の有無
薬局のある地域における、備蓄センターや、各薬局に備蓄されている医薬品がわかるシ
ステム等による、後発医薬品の融通がしやすい環境の有無をみると、「ある」が41.4%、「な
い」が54.8%であった。
図表 14 備蓄センター等による後発医薬品の融通がしやすい環境の有無
41.4% 54.8% 3.8%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=666)
(2)調剤の状況等(平成29年6月末現在)
①調剤基本料
調剤基本料についてみると、「調剤基本料1(41点)」が90.8%、「調剤基本料2(25点)」
が2.6%、「調剤基本料3(20点)」が4.5%、「調剤基本料5(19点)」が0.2%であった。「調
剤基本料4(31点)」、「特別調剤基本料(15点)」の薬局はなかった。
図表 15 調剤基本料
(参考)平成 28 年度調査
90.8%
2.6%
4.5% 0.0% 0.2%
0.0% 2.0% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=666)
調剤基本料1(41点) 調剤基本料2(25点) 調剤基本料3(20点) 調剤基本料4(31点)
調剤基本料5(19点) 特別調剤基本料(15点) 無回答
88.9% 3.7%6.3% 0.0% 0.0%0.0%
1.1%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=704)
調剤基本料1(41点) 調剤基本料2(25点) 調剤基本料3(20点)
調剤基本料4(31点) 調剤基本料5(19点) 特別調剤基本料(15点)
調剤基本料の根拠となる、1か月あたりの処方せんの受付回数をみると、「801~1000回」
が11.9%で最も多く、次いで「1201~1400回」(11.0%)であった。
また、1か月あたりの処方せんの受付回数は平均1,243.8回であった。
図表 16 処方せんの受付回数(1 か月あたり、n=666)
(注)調剤基本料の根拠となる「全処方せんの受付回数(回/月)」
図表 17 処方せんの受付回数(1 か月あたり)
施設数(件) 平均値 標準偏差 中央値
処方せんの受付回数(回/月) 643 1,243.8 889.0 1,071.0
(注)・調剤基本料の根拠となる「全処方せんの受付回数(回/月)」
・無回答を除く643施設を集計対象とした。
6.9% 6.0%
8.9% 10.1%
11.9% 9.8%
11.0% 6.3%
6.0% 6.2%
9.2% 3.3%
1.2% 3.5%
0% 5% 10% 15% 20% 25% 30%
同様に、調剤基本料の根拠となる、主たる保険医療機関に係る処方せんの受付回数の割
合についてみると、「90%超」が 36.9%で最も多く、次いで「80%超~90%以下」(15.8%)
であった。
また、主たる保険医療機関に係る処方せんの受付回数の割合は、平均72.2%であった。
図表 18 主たる保険医療機関に係る処方せんの受付回数の割合別薬局分布
(単数回答、n=666)
(注)調剤基本料の根拠となる「主たる保険医療機関に係る処方せんの受付回数の割合(%)」
図表 19 主たる保険医療機関に係る処方せんの受付回数の割合
施設数(件) 平均値 標準偏差 中央値 主たる保険医療機関に係る処方せん
の受付回数の割合(%)
639 72.2 27.6 83.6
(注)・調剤基本料の根拠となる「主たる保険医療機関に係る処方せんの受付回数の割合(%)」
・無回答を除く639施設を集計対象とした。
2.3%
4.8%
5.1%
4.7%
5.0%
5.7%
5.9%
9.9%
15.8%
36.9%
4.1%
0% 10% 20% 30% 40% 50%
10%以下
10%超~20%以下
20%超~30%以下
30%超~40%以下
40%超~50%以下
50%超~60%以下
60%超~70%以下
70%超~80%以下
80%超~90%以下
90%超
図表 20 主たる保険医療機関と 2 番目に受付回数が多い保険医療機関に係る処方せんの 合計受付回数の占める割合別薬局分布(単数回答、n=666)
(注)(主たる保険医療機関の処方せん受付回数+2番目に多い保険医療機関の処方せん受付回数)/全処
方せん受付回数の割合別の薬局分布。
図表 21 主たる保険医療機関と 2 番目に受付回数が多い保険医療機関に係る処方せんの
合計受付回数の占める割合
施設数(件) 平均値 標準偏差 中央値 主たる保険医療機関+2番目に受付回数が多い保険
医療機関に係る処方せんの受付回数の割合(%)
619 81.0 22.5 91.3
(注)・(主たる保険医療機関の処方せん受付回数+2 番目に多い保険医療機関の処方せん受付回数)/全
処方せん受付回数の割合。
・無回答を除く619施設を集計対象とした。
調剤基本料の根拠となる、特定の保険医療機関との不動産の賃貸借関係の有無について
みると、「あり」が2.7%、「なし」が94.9%であった。
図表 22 特定の保険医療機関との不動産の賃貸借関係の有無
0.5% 1.4%
4.1% 2.3%
3.9% 3.5% 5.6%
7.2% 14.6%
50.2% 7.1%
0% 20% 40% 60% 80% 100% 10%以下
10%超~20%以下 20%超~30%以下 30%超~40%以下 40%超~50%以下 50%超~60%以下 60%超~70%以下 70%超~80%以下 80%超~90%以下 90%超 無回答
2.7% 94.9% 2.4%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=666)
調剤基本料の注1ただし書きの該当状況についてみると、「該当」が1.8%(12薬局)で あった。
図表 23 調剤基本料の注 1 ただし書きの該当状況
(注)「調剤基本料の注1ただし書き」とは、「当該保険薬局に勤務している薬剤師の5割以上がかか
りつけ薬剤師指導料等の施設基準に適合し、かつ、かかりつけ薬剤師指導料等に係る業務につ
いて薬剤師1人あたり月100件以上算定していること」が要件となっている。
②基準調剤加算
基準調剤加算の算定状況についてみると、「基準調剤加算(32点)」が29.9%、「届出(算
定)なし」が68.9%であった。
薬局店舗数別にみると、店舗数が5店舗以上の薬局では「基準調剤加算(32点)」を算定
している薬局の割合が4店舗以下の薬局と比較して高かった。
図表 24 基準調剤加算の算定状況(薬局店舗数別)
(注)「全体」には、店舗数について無回答の23施設が含まれる。
1.8% 95.6% 2.6%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=666)
該当 非該当 無回答
12薬局
29.9%
20.2%
24.7%
41.9%
45.5%
37.5%
68.9%
77.5%
75.3%
57.3%
54.5%
60.9%
1.2%
2.3%
0.0%
0.8%
0.0%
1.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100% 全体
(n=666) 1店舗 (n=173) 2~4店舗 (n=174) 5~19店舗
(n=124) 20~49店舗
(n=44) 50店舗以上
(n=128)
③後発医薬品調剤体制加算
後発医薬品調剤体制加算の算定状況についてみると、「後発医薬品調剤体制加算2(22点)」
が35.0%、「後発医薬品調剤体制加算1(18点)」が32.0%、「届出(算定)なし」が32.0%
であった。
図表 25 平成 29 年 6 月時点の後発医薬品調剤体制加算の算定状況
(参考)平成 28 年度調査
④後発医薬品調剤割合
後発医薬品調剤割合の分布をみると、平成28年4月~6月では「70%以上~75%未満」
が16.1%で最も多く、次いで「65%以上~70%未満」(15.2%)、「75%以上~80%未満」(15.0%)
であった。平成29年4月~6月では「75%以上~80%未満」が19.8%で最も多く、次いで
「70%以上~75%未満」(16.1%)、「80%以上~85%未満」(12.5%)であった。
「75%以上~80%未満」、「80%以上~85%未満」は前年よりもそれぞれ4.8ポイント、5.3
ポイント高かった。
次に後発医薬品調剤割合の平均値をみると、平成28年4月~6月は平均63.4%であり、
平成29年4月~6月が平均67.4%であった。
35.0% 32.0% 32.0% 1.1%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=666)
後発医薬品調剤体制加算2(22点、調剤数量割合75%以上) 後発医薬品調剤体制加算1(18点、調剤数量割合65%以上)
届出(算定)なし 無回答
30.3% 34.2% 34.5% 1.0%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=704)
後発医薬品調剤体制加算2(22点、調剤数量割合75%以上) 後発医薬品調剤体制加算1(18点、調剤数量割合65%以上) 届出(算定)なし
図表 26 後発医薬品調剤割合(n=666)
(注)・後発医薬品調剤割合=後発医薬品/(後発医薬品ありの先発医薬品+後発医薬品)(%)
・各年4月~6月3か月間の平均値。
図表 27 後発医薬品調剤割合(n=621)
平均値 標準偏差 中央値
平成 28 年 4月~6月(%) 63.4 17.4 68.0
平成 29 年 4月~6月(%) 67.4 16.3 72.0
(注)平成28年4月~6月、平成29年4月~6月のいずれも回答のあった621施設を集計対象とした 。
図表 28 平成 29 年 4 月~6 月の後発医薬品調剤割合(環境別)
(単位:%)
施設数(件) 平均値 標準偏差 中央値
全体 638 67.5 16.2 72.0
備蓄センター等による後発医薬品 の融通がしやすい環境がある薬局
267 67.9 16.6 72.3
備蓄センター等による後発医薬品 の融通がしやすい環境がない薬局
352 67.3 15.3 71.9
(注)・無回答を除く638施設を集計対象とした。
・「全体」には、融通しやすい環境の有無について回答のなかった19施設が含まれる。
2.9%
1.1%
1.2%
2.4%
2.1%
4.2%
3.9%
4.8%
5.9%
8.7%
15.2%
16.1%
15.0%
7.2%
2.1%
0.8%
6.6% 1.5%
1.1%
0.9%
2.0%
1.5%
2.1%
4.5%
4.4%
5.0%
7.1%
11.6%
16.1%
19.8%
12.5%
5.4%
0.6%
4.2%
0% 5% 10% 15% 20% 25%
20%未満
20%以上~25%未満
25%以上~30%未満
30%以上~35%未満
35%以上~40%未満
40%以上~45%未満
45%以上~50%未満
50%以上~55%未満
55%以上~60%未満
60%以上~65%未満
65%以上~70%未満
70%以上~75%未満
75%以上~80%未満
80%以上~85%未満
85%以上~90%未満
90%以上
無回答
(3)取り扱い処方せんの状況
①1週間の取り扱い処方せん枚数の状況
1週間の取り扱い処方せん枚数をみると、受け付けた処方せん枚数は平均309.8枚であり、
このうち、「先発医薬品(準先発品)名で処方され、変更不可となっている医薬品が1品目
でもある処方せんの枚数」は平均37.5枚で、全処方せんに占める割合は 12.1%であった。
また、「後発医薬品名で処方され、変更不可となっている医薬品が1品目でもある処方せん
の枚数」は平均6.7枚で、全処方せんに占める割合は2.2%となった。
「全てが変更不可となっている処方せんの枚数」は平均21.4枚であった。一方、「1品目
でも一般名処方が含まれている処方せんの枚数」は平均149.4枚で、全処方せんに占める割
合は48.2%となった。「後発医薬品が存在する医薬品が2品目以上あり、その全品目が一般
名処方されている処方せんの枚数」は平均72.3枚で、全処方せんに占める割合は23.3%で
あった。
図表 29 1 週間の取り扱い処方せん枚数(n=556)
(単位:枚)
平均値
標準偏差 中央値 枚数 割合
① 1週間に受け付けた処方せんの枚数 309.8 100.0% 222.1 276.0 ② 先発医薬品(準先発品)名で処方され、変更不可と
なっている医薬品が 1品目でもある処方せんの枚数
37.5 12.1% 81.9 6.0 ③ 後発医薬品名で処方され、変更不可となっている
医薬品が 1品目でもある処方せんの枚数
6.7 2.2% 27.1 0.0
④ 全てが変更不可となっている処方せんの枚数 21.4 6.9% 62.4 2.0 ⑤ 1品目でも一般名処方が含まれている処方せんの
枚数
149.4 48.2% 149.5 112.0 ⑥ 後発医薬品が存在する医薬品について、1品目
でも一般名処方となっている処方せんの枚数
139.8 45.1% 141.3 98.5
⑦ 後発医薬品が存在する医薬品が 2 品目以上あり、そ の全品目が一般名処方されている処方せんの枚数
72.3 23.3% 94.2 30.5
(注)・平成29年7月18日(火)~7月24日(月)の取り扱い処方せん枚数について回答があった556
施設を集計対象とした。
・「平均値」欄の「割合」は「①1週間に受け付けた処方せんの枚数」に対する該当処方せん枚数の
(参考)平成 28 年度調査
平均値
標準偏差 中央値 枚数 割合
① 1週間に受け付けた処方せんの枚数 301.8 100.0% 231.0 249.5
② 先発医薬品(準先発品)名で処方され、変更 不可となっている医薬品が 1品目もである処 方せんの枚数
36.2 12.0% 83.4 4.5
③ 後発医薬品名で処方され、変更不可となって いる医薬品が 1品目もである処方せん枚数
5.8 1.9% 29.9 0.0
④ 全てが変更不可となっている処方せんの枚 数
22.0 7.3% 68.4 1.0
⑤ 1 品目でも一般名処方が含まれている処方せ んの枚数
136.5 45.2% 161.4 98.5
⑥ 後発医薬品が存在する医薬品が 2品目以上 あり、その全品目が一般名処方されている処 方せんの枚数
62.1 20.6% 106.4 19.0
(注)・平成28年10月16日(日)~10月22日(土)の取り扱い処方せん枚数について回答があった648
施設を集計対象とした。
・「平均値」欄の「割合」は「①1週間に受け付けた処方せんの枚数」に対する該当する処方せん枚数
②1週間の取り扱い処方せんの内訳
平成29年7月18日~7月24日までの1週間の取り扱い処方せんに記載された医薬品の
品目数と対応状況別品目数の内訳は以下のとおりである。
図表 30 1 週間の取り扱い処方せんに記載された医薬品の品目数と対応状況別品目数
(514 施設、総処方せん 160,931 枚に記載された 418,522 品目数)
(今回調査)
(参考) 前回調査
品目数 割合
①一般名で処方された医薬品の品目数 146,004 34.9% 31.1%
②後発医薬品を選択した医薬品の品目数 111,238 26.6% 24.1%
③先発医薬品(準先発品を含む)を選択した医薬品の品目数 34,766 8.3% 7.0%
④先発医薬品(準先発品)名で処方された医薬品の品目数 206,869 49.4% 50.8%
⑤ 「変更不可」となっていない医薬品の品目数 172,883 41.3% 40.9%
⑥先発医薬品を後発医薬品に変更した医薬品の品目数 41,887 10.0% 9.4%
⑦先発医薬品を調剤した医薬品の品目数 130,996 31.3% 31.5%
⑧後発医薬品が薬価収載されていないため、後発医薬品に 変更できなかった医薬品の品目数
66,823 16.0% 15.2%
⑨外用剤が処方され、同一剤形の後発医薬品がなかったた め変更できなかった医薬品の品目数
4,582 1.1% 1.5%
⑩患者が希望しなかったため、後発医薬品に変更できなか った医薬品の品目数(過去に確認済みの場合を含む)
36,162 8.6% 8.0%
⑪後発医薬品名で処方された医薬品の品目数 46,791 11.2% 14.0%
⑫「変更不可」となっている医薬品の品目数 4,363 1.0% 1.0%
⑬その他(漢方製剤など、先発医薬品・準先発品・後発医薬品のいず れにも該当しない医薬品)の品目名で処方された医薬品の品目数
18,858 4.5% 4.1%
⑭処方せんに記載された医薬品の品目数の合計 418,522 100.0% 100.0%
(注)・平成29年7月18日(火)~7月24日(月)に取り扱った処方せん枚数及び品目数内訳について回答があった
514施設を集計対象とした。
・前回調査分は平成28年10月16日(日)~10月22日(土)を調査期間とし、591施設、総処方せん175,274
1週間の取り扱い処方せんに記載された医薬品の内訳をみると、平成29年度調査では「先
発医薬品(準先発品)名で処方された医薬品」が 49.4%で最も多く、次いで「一般名で処
方された医薬品」が34.9%、「後発医薬品名で処方された医薬品」が11.2%であった。
図表 31 1 週間の取り扱い処方せんに記載された医薬品の内訳(品目ベース)
(注)・対象は以下のとおり(以下、同様)。
- 平成29年度調査:514施設、1週間(平成29年7月18日~7月24日)の取り扱い処方せん枚
数の総数は160,931枚、処方せん記載の医薬品品目数の総数は418,522品目
- 平成28年度調査:591施設、1週間(平成28年10月16日~10月22日)の取り扱い処方せん
枚数の総数は175,274枚、処方せん記載の医薬品品目数の総数は450,469品目
- 平成27年度調査:581施設、1週間(平成27年7月24日~7月30日)の取り扱い処方せん枚
数の総数は169,699枚、処方せん記載の医薬品品目数の総数は400,081品目
- 平成26年度調査:546施設、1週間(平成26年11月6日~11月12日)の取り扱い処方せん枚
数の総数は164,393枚、処方せん記載の医薬品品目数の総数は420,143品目
- 平成25年度調査:324施設、1週間(平成25年8月21日~8月27日)の取り扱い処方せん枚
数の総数は101,928枚、処方せん記載の医薬品品目数の総数は367,201品目
・「その他の品目名で処方された医薬品」とは、漢方製剤など、先発医薬品・準先発品・後発医薬品
のいずれにも該当しない医薬品。 34.9%
31.1%
24.8%
18.1%
10.6%
49.4%
50.8%
56.2%
57.3%
64.7%
11.2%
14.0%
13.8%
20.3%
19.9%
4.5%
4.1%
5.2%
4.3%
4.8% 0% 20% 40% 60% 80% 100%
平成29年度調査 全医薬品 (n=418,522)
平成28年度調査 全医薬品 (n=450,469)
平成27年度調査 全医薬品 (n=400,081)
平成26年度調査 全医薬品 (n=420,143)
平成25年度調査 全医薬品 (n=367,201)
一般名で処方された医薬品
先発医薬品(準先発品)名で処方された医薬品 後発医薬品名で処方された医薬品
③後発医薬品への変更割合等(品目ベース)
1)一般名で処方された医薬品における後発医薬品を選択した割合
一般名で処方された医薬品における、後発医薬品の調剤状況についてみると、平成29年
度調査では、「後発医薬品を選択した医薬品」が 76.2%、「先発医薬品を選択した医薬品」
が23.8%であった。
図表 32 一般名で処方された医薬品における、後発医薬品の調剤状況
(注)「先発医薬品」には準先発品も含まれる。
76.2%
77.4%
73.0%
70.8%
59.6%
23.8%
22.6%
27.0%
29.2%
40.4%
0% 20% 40% 60% 80% 100% (平成29年度調査)
一般名で処方された 医薬品(n=146,004) (平成28年度調査) 一般名で処方された
医薬品(n=140,055) (平成27年度調査) 一般名で処方された
医薬品(n=99,297) (平成26年度調査) 一般名で処方された
医薬品(n=76,253) (平成25年度調査) 一般名で処方された
医薬品(n=38,934)
2)先発医薬品(準先発品)名で処方された医薬品における「変更不可」の状況
先発医薬品(準先発品)名で処方された医薬品における「変更不可」の状況についてみ
ると、平成29年度調査では「①『変更不可』となっていない医薬品」の割合が83.6%、「②
①以外の医薬品」の割合が16.4%であった。
図表 33 先発医薬品(準先発品)名で処方された医薬品における「変更不可」の状況
83.6%
80.4%
79.0%
73.1%
65.5%
16.4%
19.6%
21.0%
26.9%
34.5%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
(平成29年度調査) 先発名で処方された
医薬品(n=206,869)
(平成28年度調査) 先発名で処方された
医薬品(n=229,019)
(平成27年度調査) 先発名で処方された
医薬品(n=224,723)
(平成26年度調査) 先発名で処方された
医薬品(n=240,561)
(平成25年度調査) 先発名で処方された
医薬品(n=237,673)
先発医薬品(準先発品)名で処方された医薬品で「変更不可」となっていない医薬品に
おける、後発医薬品に変更した医薬品の割合についてみると、平成 29 年度調査では、「後
発医薬品に変更した医薬品」の割合は24.2%、「後発医薬品に変更しなかった医薬品」の割
合は75.8%であった。
図表 34 先発医薬品(準先発品)名で処方された医薬品で「変更不可」となっていない
医薬品における、後発医薬品に変更した医薬品の割合
先発医薬品名で処方され「変更不可」となっていない医薬品のうち、先発医薬品を調剤
した医薬品について、後発医薬品を調剤しなかった理由をみると、平成29年度調査では「後
発 医 薬 品 が 薬 価 収 載 さ れて い な い た め 、 後 発 医 薬品 に 変 更 で き な か っ た 医薬 品 目 数 」 が
51.0%で最も多く、次いで「患者が希望しなかったため、後発医薬品に変更できなかった医
薬品目数」が27.6%、「外用剤が処方され、同一剤形の後発医薬品がなかったため変更でき
なかった医薬品目数」が3.5%であった。
なお、患者が希望しなかったため、後発医薬品に変更できなかった医薬品が 1 品目でも
あった薬局は 408 施設であったが、患者が後発医薬品を希望しない理由として最も多かっ
た理由は、「医師が処方した医薬品が良いから」(40.9%)で、次いで「後発医薬品に対する
不信感があるから」(28.7%)であった。
24.2%
23.0%
18.3%
18.1%
14.3%
75.8%
77.0%
81.7%
81.9%
85.7%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
(平成29年度調査) 変更不可となっていない
医薬品(n=172,883)
(平成28年度調査) 変更不可となっていない
医薬品(n=184,142)
(平成27年度調査) 変更不可となっていない
医薬品(n=177,516)
(平成26年度調査) 変更不可となっていない
医薬品(n=175,961)
(平成25年度調査) 変更不可となっていない
医薬品(n=155,684)
図表 35 先発医薬品名で処方され「変更不可」となっていない医薬品のうち、 先発医薬品を調剤した医薬品について、後発医薬品を調剤しなかった理由(複数回答)
(注)n数は、先発医薬品名で処方され「変更不可」となっていない医薬品のうち、先発医薬品を調剤し
た医薬品の品目数。
図表 36 先発医薬品名で処方され「変更不可」となっていない医薬品のうち、
先発医薬品を調剤した医薬品に対する「患者が希望しなかったため、後発医薬品に変更で きなかった医薬品」の品目数割合(患者の意向確認頻度別)
(注)上記の他、「特に確認していない」と回答した4薬局における割合は86.8%(当該医薬品の品目数平
均47.5品目/先発医薬品を調剤した医薬品の品目数平均54.8品目)、「その他」と回答した19薬局
における割合は29.9%であった。
51.0%
27.6%
3.5%
48.3%
25.5%
4.7%
43.9%
33.9%
2.7%
42.9%
33.5%
2.7%
39.3
26.3
2.8
0% 20% 40% 60% 80% 100%
後発医薬品が薬価収載されて いないため、後発医薬品に変更
できなかった医薬品目数
患者が希望しなかったため、 後発医薬品に変更できなかった
医薬品目数(過去に確認済み の場合を含む)
外用剤が処方され、同一剤形の 後発医薬品がなかったため 変更できなかった医薬品目数
平成29年度調査 (n=130,996)
平成28年度調査 (n=141,854)
平成27年度調査 (n=144,994) 平成26年度調査
(n=144,044)
平成25年度調査 (n=133,373)
27.6%
22.3%
22.4%
36.0%
27.1%
29.3%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
全体 (n=514)
受付の都度、毎回、 確認している(n=47)
毎回ではないが、時々、 確認している(n=153)
処方内容が変更となった 時に確認している(n=126)
新しい後発医薬品が発売 された時に確認している
(n=80)
図表 37 患者が後発医薬品を希望しない理由として最も多かった理由 (患者が希望しなかったため、後発医薬品に変更できなかった医薬品が 1 品目でも
あった薬局、単数回答、n=408)
(注)・1週間の取り扱い処方せん枚数及び品目数ベースの調剤状況すべてについて記入のあった514施設のうち、患
者が希望しなかったため後発医薬品に変更できなかった医薬品が1品目でもあった408施設を集計対象とし
た。
・「その他」の内容として、「先発医薬品を継続して服用していて体調が安定しているから」、「飲みなれた薬が
良いから」、「名前が変わると何の薬かわからなくなるから」等が挙げられた。
40.9%
6.4%
28.7%
11.3%
2.9%
8.6%
1.2%
0% 10% 20% 30% 40% 50%
医師が処方した医薬品が良いから
後発医薬品について不安を感じるから
後発医薬品に対する不信感があるから
後発医薬品に変更しても自己負担額に差が出ないから
先発医薬品と後発医薬品の薬価差が小さいから
その他
3)後発医薬品名で処方された医薬品における「変更不可」の状況
後発医薬品名で処方された医薬品における「変更不可」の状況についてみると、「①『変更
不可』となっている医薬品」は9.3%、「②①以外の医薬品」は90.7%であった。
図表 38 後発医薬品名で処方された医薬品における「変更不可」の状況
9.3%
7.0%
15.9%
44.8%
22.8%
90.7%
93.0%
84.1%
55.2%
77.2%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
(平成29年度調査) 後発医薬品名で処方された
医薬品(n=46,791)
(平成28年度調査) 後発医薬品名で処方された
医薬品(n=63,030)
(平成27年度調査) 後発医薬品名で処方された
医薬品(n=55,271)
(平成26年度調査) 後発医薬品名で処方された
医薬品(n=85,367)
(平成25年度調査) 後発医薬品名で処方された
医薬品(n=73,082)